12月28日、キスをする

わたしはさみしい。むなしい。かなしい。
気を紛らわせてくれるものから離れて
刺激をくれるものを少しの間手放して
この寄る辺なさにわたし自身が寄り添って
さみしさや虚しさに向き合うこと。
先延ばしても何度も訪れるだろう。
向き合ってみてどうなるかもわからない。
でも、できることならばこの先も生きていくため。
あなたの笑顔のとなりにわたしの笑顔があるのを喜ぶため。
風の匂いを、生活の音を、今日好きになる色を
また体で感じ取るため。

逃げてきた。逃げている最中なのかもしれない。
これは自分との闘い。闘い方はいろいろあるだろう。
わたしはわたしの闘い方でこの人生と歩んできた。
逃げても付いてくるのは逃げてしまった自分で
そのことに何度絶望して、何度救われてきただろう。
でも、痛かったらやめんのか?って言葉に刺されて
やめないって嗚咽を飲み込んで何度でも戻ってきた。何度でも。

だいすきなひとたちがわたしに生きていてほしいという。
できるなら元気で、できるなら笑顔で、という。
そのために弱虫泣き虫は何度でも闘うのです。



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