5月30日、Rebirth

 すきなのは 生きている人という僕と 夢を見る君 今日が式日



 思うところがたくさんあって言葉にならない
だからそれ以外のツールで表現をしている。
何を確かめているのかはわからない。
でも気持ちの良い(或いは気持ちの悪い)和音を聞くために
弦を押さえるような気持ちで確かめている。わたしだけの音。

流れを断ち切られた点としての、

瞬間としてのイメージ。
この世のものではないような

美しいものに出会った時に
この世を知る。触れる。確かめる。

そんな瞬間を愛してやまない。
本当のことはわたしやあなたにしかわからない。
本当のことはわたしやあなたにもわからないのかもしれない。

気楽に浮かんで撮った写真に気づかされる。
季節に流されて咲いては落ちる花の色気に怖気付く。
あなたといた当たり前の時間に驚かされる。
こんな色を、匂いを、わたし知らなかった。
わたしだけの、あなただけの、ひりつくほどの孤独。
みんなが逃れられない運命みたいなもの。

誰しもが背負った人生の、孤独の、それ以外の
何も必要としない何かで私たちは繋がれると信じている。
だから写真を撮って、なるべく素直に書いている。
わたしの精一杯の誠意。
必要ない人には必要ないだろう。


それでも、届け。
あなただけに、届け。

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