7月4日、こころなし
誰かと一緒にいる自分のことを
過大に評価してきたと思う。
胸に彫ったマリアのように、
腕に彫った言葉のように、
大きな愛情を以って、
最後にはゆるす存在になりたいと思いながら
もうそれはその姿勢だけでそれなのだと
確かに自負をして。
ワタシハソノヨウナニンゲンデアル。
でも、わたしはあなたにイライラしてしまう。
うまく云えなくて泣きたくなる。
無関心で、自分の中にも
悪があることにひどく怯え、うろたえる。
醜いこころにうんざりする。
ただ、見つけられる自分でもある。
あなたが生きていて嬉しいと思う。
誰かが拭いてくれたピカピカの鏡が
気持ちよいことに気付く。
どんな時もあるよねって思えるようになった。
最高も最低もこの心のうちにある。
グラデーションを往来する。
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