11月26日、because

 
 
one pain one hope
too far so close
we laugh we cry
we live we glow
 
 
まだ辺りはまっくらな明け方、4時50分。
クマのようにのそのそと起きだしたわたしはそうっと家の扉を開ける。
何かを吸収するような朝の冷えつきは吐いた息を白くすることがない。
いつしか山々の間から日がのぼり、人々が目覚め始める。
その頃の空気はうんと深く冷たくなり、わたしの体ははじめて寒さを感じる。
8時30分、家に帰り着き主人の不在により冷たくなった布団と毛布に体を預けると
わたしはいつしか夢の中に落ちている。たった一人きりで。
 
 
いたみ
きぼう
それらがかけ離れているとしても
私たちはよく笑い、そして時に泣きながら
成長し、生きていく。
 
 
いつか、過去を振り返る
こともあろうにそいつが涙を連れてやってくる
でも、今日は良く晴れて赤い葉が散り続けている。
明日のことはわからない。
けれど真白を飛び散らせながら淡々とやってくる。
きっと未来は手段の選択次第だ。
 
 
 

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